poppo_stories’s diary

ブログ小説を投稿します。

憎しみ

かつての貴方は

とても優しくて大好きだった


いじめられていた私を救ってくれて

いつだって私の心に寄り添って

支えてくれていた


どす黒い本性を知るまで

私は貴方を愛していた

 

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でも今は違う

貴方は私の心に

一生癒えない傷を負わせた


貴方は私の耳に

一生消えない傷トラウマを負わせた


もう貴方の事なんて好きじゃない

今の貴方にはただただ憎しみの感情しか沸かない


これ以上貴方のせいで

私を不幸のどん底に落とさないで

天使か、それとも悪魔か

普段は大人しく
愛想を振り撒く可愛いあのコ


幼く愛らしい性格と容姿から
皆に愛されているあのコ


でも無表情で
何を考えているのか
誰にもわからない

 

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そんなコが

道具を持った瞬間 

悪魔に変貌する


表情一つ変えることなく

武器を振り翳し

容赦無く攻撃を与えるその姿は

まさに悪魔そのもの


自由気ままで
二面性を持つあのコは
天使か、それとも悪魔か…?
 

燃え盛る怒りと嫉妬の炎

ああ、憎い

憎くて憎くてたまらない

自分より幸せな奴らを見るたびに

どす黒く歪んだ感情が心を襲う


苦しくて悲しくて

ひとり絶望の底へ叩きつけられている私を尻目に

あいつらは幸せになっている


あいつらの為に

なんで私がこんな目に遭わなければならないんだ

 

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私より幸せになるなんて許せない

絶対に幸せになんてさせない

地獄に突き落としてやりたい

 


完膚なきまでに

地獄の底へ叩きつけて

人の不幸顔を見て嘲笑ってやりたい

 


自分は不幸のままでもいいから

絶望の底へ道連れにしてやりたい

 

 

希望の光

いつか会えるって信じてた

私の心の闇を打ち払う優しい人に

 


人に嫌われ 世界にすらも嫌われて

ずっと冷たい場所でひとりぼっちだったけれど

そんな時代とは もうさようなら

 

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希望の花々達が咲き誇る時

纏わりついた『絶望』という名の鎖を断ち切るように

貴方がやってきた

 


貴方は私にとって希望の光

孤独の闇から救ってくれた 希望の灯火

 


貴方は私が孤独の闇にいた時から

ずっと見守っていてくれたんだね

 

時を越えた愛

やっと出会えた

夢の中で描いていた

私の愛する人

 


一筋の光さえ届かない

絶望の黒い海の底から

私を救ってくれたお日様のような貴方

 

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悲しくて寂しくて窮屈で

ひとり寂しく心の傷口を舐めていた私の元に

颯爽と現れ 救いの手を差し伸べてくれた

 


私にとって貴方はまさに希望の炎

昔も今もこれからも 貴方はきっといい人

 


願いが叶うならば

ずっと私の心に寄り添っていて

もう独りにはなりたくないの

 


私の心の中で 永遠に輝く炎であってほしい

はじまりの炎

”もう誰も信じたくない“人なんてそう。平気で嘘をついて裏切る。


こっちがどれだけ想っていたとしても踏み潰されてしまうの。動物たちの方がまだ素直だ。小鳥達を見ながら優しい声で歌を聞かせてくれる。二度と関わりたくないから閉ざした。


その世界はまるで“明けない朝”。       

 

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なんでも屋です!!」
しかし、明るい声が夜の闇を一つ切り開く。太陽のような燃える炎が心を灯す。


「どうしましたか?」
「え...」
「泣いているのが見えたので。ほっとけないですよ」


“さあ、こんなところから出ましょう“。

 

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夜が明ける。まるで連れ出してくれた貴方は本当に希望の光みたい。


「ねえ、どうしてそんなに優しいの」
「困ってる人がいたら助けるのが普通ですよ」
「皆、自分の事ばかりなのに?」
「そうですね。でも、いいんです。助けられたらそれでいい。貴方がそうですからね。笑顔になれましたか?」

 

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つられて笑ってしまう。まだ希望があるなら、信じていいなら。
「さあ、俺と一緒に冒険に行きましょう!」